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守屋農園やさいづくり

2011年守屋農園やさいづくりレポート Vol.3

実施日 : 平成23年12月4日(日)
場 所 : 東京都東久留米市 守谷農園様
作 物 : ねぎ、ほうれんそう、こかぶ、にんじん 他
天 気 : 晴れ

1.ねぎの収穫

①ネギの根本の太さを見極め、太いものを選び根本から垂直に抜く。

②肥料の種類を3区画で分けて栽培した。葉の広がりが違う。
太く育っているということが効果の表れ。

③畝の端は土のかぶりが少ないため、細く短い。

2.ほうれんそうの収穫

①包丁で根本の少し上、土のちょっと上をすくうように切る。

②手で抜いてみると大きな根がついてくる。根は捨てるので包丁で切る。

③根から23cm位の長さがベスト。それ以上長くなると味が落ち販売できない。

3.カリフラワーの収穫

①枝葉部の少し下を包丁で切る。あまり下すぎると硬くて切れない。

②まわりの葉は、切り落とす。

③カリフラワーの適用農薬は種類が少ない。

4.キャベツの収穫

①冬越しのキャベツは巻が緩いので、選別し収穫。

②根元を包丁で切る。畑に根が残るようにする。

5.人参の収穫

①黄色い人参(金美人参カロチンが高く甘い)、普通の人参(向陽)。

②手で茎の根元をつかみ垂直に抜く。

③奇形の人参は、外傷ではなく、種時に何らかの原因がある。

④肥培管理用の殺虫剤に抵抗性がではじめ他の薬剤を使用。

6.三寸人参の収穫

江戸野菜の一つ。普通の人参は5寸だが3寸しかない。

料理屋さんに出荷する。

7.小かぶの収穫

土の上に乗っているような感じで、収穫が簡単。

8.大長かぶの収穫

江戸野菜の一つ。ほそ長いかぶ

漬物に用いられる。高価。

9.聖護院大根

土の上に乗っているような感じで、収穫が簡単。

10.赤カブの収穫

収穫は簡単。

11.大根の収穫

①両手で茎の根元をつかみ垂直に抜く。

②根切り虫が発生していた。

③土の中でまっすぐ伸びていないものも見られた。

12.白菜の収穫

長雨で軟腐病が発生し、殺菌剤を散布するも効果がなく、ほとんどが無駄になってしまった。

13.さといも

①くわを畝の奥に差し込み、奥に押しテコの原理で穿る。

②一番大きな親株は硬くて食べることができない。周りについている小さなさといもを手で捥いで収穫。

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2011年守谷農園やさいづくりレポート Vol.2

実施日 : 平成23年6月26日(日)
場 所 : 東京都東久留米市 守谷農園様
作 物 : ねぎ、きゅうり、トマト、こかぶ、えだまめ、とうもろこし、ばれいしょ
天 気 : くもり時々晴れ

1.ねぎ

前回から約1ヶ月半経過。太く生長していた。

追肥(肥料散布3回目)

前回「ねぎ専用肥料」を散布した区画に、前回と同じ「ねぎ専用肥料」約35kgを手で撒く。前向きに歩行しながら、前方へ撒く。
追肥した区画に、上から畝の土をかぶせる。土寄せ。
後進しながら鍬で畝の土を削り、かぶせていく。重労働。
土をかけるのもコツがあり、下手だと力が入りすぎて疲れる。

ねぎの栽培で感じたこと

  • ねぎは土壌処理剤を使用し、その後は肥料のみ。肥料でネギ自体の力を強くし、殺虫殺菌はしなくても大丈夫との事。しかし、キャベツは弱いので殺虫殺菌が必要。
  • ねぎ、ほうれんそうの区画には、土壌殺菌剤を処理。殺虫剤、殺菌剤の散布はしない。
  • 鍬で土を被せていく作業はたった数十分間だけであったが単純な作業のようにみえて実に体力の消耗も激しい作業であった。守谷さんは2倍ほどのスピードでどんどん進んで行かれ、また作業自体も丁寧で綺麗に仕上げるのには大変驚いた。
  • 前回区画ごとに散布した肥料の種類を分けたが、ねぎの生長に差は見られなかった。まだ差が現れるには時期が早いとの事。ねぎは区画によって別肥料を撒いたが、今回見た限りでは成長の仕方に大差はなかった。

2.きゅうり、ミニトマト

①伸びた蔓を紐で網に結び付ける。
短くカットしたビニールテープで蔓を棒に引き付けるように巻く。

②新たに生えた葉を間引く。
蔓の生長を妨害しないために、少し緩めに巻くこと。

きゅうり、ミニトマトの栽培で感じたこと

  • つるは予め縦横にクロスに設置していた棒に絡むように成長していくが、共に伸びるのが早く、左右方々に隣のつると絡むのを防ぐために行っている。生長過程において3~4か所程、随時固定する必要がある。
  • 出来ている実を食べたところ、やはり野菜の味がしっかりして美味しかった。
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3.えだまめ

殺虫剤散布

帽子、ゴーグル、農薬用マスク、長袖の作業服、長靴の完全装備。
動力噴霧器を背負い、薬剤をまんべんなく散布。
左手で動力噴霧器のモーターを調節し、右手でノズルを持って後進しながら散布。
満タンの薬剤(20ℓ)と動力噴霧器の重さを足すと約35kg。
葉の上からだけでなく茎の横側からもまんべんなく散布し、散布ムラを防ぐ。
ノズルを動かしながら、サイドにもしっかりかかるようにする。
モータースピードは、強めをキープしたくらいがよい。

えだまめの栽培で感じたこと

  • 事前に防除効果等の知識があったとしても“どういう散布方法で、どれぐらいの時間・労力がかけて”等が実際に分かることで、作業の意味や防除の必要性等が実感できた。
  • 実際に害虫が数匹確認でき、生産者側から見た虫の存在というものを感じた。また、30、40kgのタンクを背負いながらの作業は、大変な重労働である事を感じた。
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4.とうもろこし

収穫

素手で、もいで獲る。
先端のひげが茶色くなっているものは収穫できる。
実を下に押すだけで簡単に収穫できる。

トウモロコシの栽培で感じたこと

  • ひげの部分が白く破れているようなものは、虫が中に入っている。
  • 収穫後2時間以内なら生食が可能。美味。
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5.こかぶ

収穫

葉を引っ張って、抜く。

こかぶの栽培で感じたこと

  • 暑いと大きくなり過ぎて、味が落ちる。
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6.ばれいしょ

収穫

初めに鍬で土を掘り起こし、その後、手で獲っていく。
小さいものや柔らかいものは選別する。

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全体を通して感じたこと

  • ほうれんそうはネットは張ってあったがビニールは被せていない。時間が掛かるため。ただ、かけた方がベと病などに罹りにくい。また、暑いと大きくなり過ぎて、味が落ちる。(AE S)
  • 前回訪問の5月よりも雑草が増えているため除草を行わないのかを尋ねたところ、「雑草が適度に生えていた方が畑の水持ちが良いから、根こそぎ除草はしない」との事。雑草は限りなくゼロにした方がよいと思っていたので、実態を聞けて勉強になった。(AE S)
  • 今年はヨトウムシが多い。コナガがあまり発生していない。(AE S)
  • 猛暑の2年後はカメムシが増えるということを知った。一度雑草が生えると10年は除草に苦労するというお話は経験豊かな農家さんならではの話だと感じ、また元の姿に戻すまでの期間の長さに驚いた。(D N)
  • 除草剤を撒いている場所と除草剤を撒いていない場所は、はっきりと違いがわかり防除剤の効果を実感した。(AE M)
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2011年守谷農園やさいづくりレポート Vol.1

実施日 : 平成23年5月14日(土)
場 所 : 東京都東久留米市 守谷農園様
作 物 : ねぎ、ほうれんそう、こかぶ、えだまめ、キャベツ
天 気 : 晴れ

1.ねぎ

(1)苗の植え付け

セル成型育苗箱から1苗ずつ抜き取り、畝に立てかけるように垂直に置いていく。
間隔は5〜10cm。※小さい苗は植えない。

(2)肥料散布

ねぎ専用肥料(総合微量要素入り)をバケツに移して手でまんべんなく散布。
風が吹くと肥料が飛んでいってしまうので腰をかがめて散布するので、重労働。また腕力も必要。

(3)畝づくり前の区画に肥料散布

3区画にそれぞれ異なる肥料を散布。肥料は石灰窒素。
肥料の違いは石灰窒素の成分比。

ねぎ栽培について感じたこと

  • ねぎの根は強く、収穫した後も根が残り、土が使えなくなる。連続での栽培ができない。
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2.ほうれんそう

種まき

種の色が鮮やかな紫色なのは、種元来の色ではなく表面に塗布されている薬剤の色。※塗布されている薬剤は保存料など。
耕運機で耕した後にマルチビニールを1列ずつ機械で張る(耕運機に専用のアタッチメントをつけてできる)。※マルチビニールは雨等の水による泥はねを防ぐため。
人差し指第1関節くらいの穴を指で押してつくる。
1穴に種を3〜4粒播く。種が小さいので繊細な作業。
上から土をかぶせる。

3.こかぶ

マルチの敷設と種まき

耕運機に付設のボックスにこかぶの種を入れる。種は鮮やかな紫色(塗布された薬剤の色)。
耕運機を直進させてタイヤで2本の溝をつくる。
マルチの横幅の分土を掘り、マルチの先端を埋める。
タイヤの溝に沿うように耕運機を後進させてマルチを敷く。敷設と同時に種まき。

ほうれんそう・こかぶ栽培について感じたこと

  • まっすぐ後進させるのが難しい。
  • 耕運機での種まきは楽だが、1粒ずつ手でまく方が作物の肌がきれいに育つ。
  • 耕運機1台における、耕す、マルチビニールをはる、種をまく作業を、各アタッチメント(メーカーが異なるものでも大丈夫)をつけながら、1台で作業可能という多機能性を実感できた。ただ機械といえども実際に操縦するのに力と正確な技術が必要。
  • 手作業での種まきはマルチ1穴に対して1粒ずつ入れる。種が極小のため素手がベスト。
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4.えだまめ

(1)種まき

種の色は鮮やかな水色。
あらかじめ敷設されたマルチの穴ごとに、人差し指第1関節くらいの穴を指で押してつくる。
種を1粒ずつ入れる。種の上から土を被せる。
種まきが終わったら防鳥のために傘を被せる。
虫とハト両方から守るためにネットを被せる。

えだまめ栽培について感じたこと

  • ハトも豆類の栽培にとっては害鳥となる。
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5.キャベツ

収穫のみ。包丁で根をカット。

キャベツ栽培について感じたこと

  • キャベツの収穫の際、取った後のキャベツの葉に切り込みを入れると、簡単に腐らせることができる。

6.その他の栽培作物について

  • とうもろこしは春先の栽培で夏の収穫の場合は、虫もあまり発生せず、最初に殺虫をするだけで良い。秋の場合は、虫が大発生し芯まで入ってしまう可能性があるので、しっかりと殺虫しないといけない。
  • とうもろこしは6月20日頃収穫。※7月収穫になると殺虫剤の散布が必要になる。
  • ばれいしょは6月初めに収穫

全体を通して感じたこと

  • 手作業と機械作業における時間と体力における差を今回実感した。
    時間に関して機械の種まきは1列3~5分程度、手作業だと20~30分程度。
    単に時間だけでなく、常にかがむ姿勢で体力の消耗も激しい。また1穴に決まった数の種を植えるのは神経も摩耗する。
  • ほうれんそうとこかぶはピンク、えだまめは濃い水色等種に人工的に色がつけられていることを知った。
  • 種の色が鮮やかな紫色なのは、種元来の色ではなく表面に塗布されている薬剤の色。※塗布されている薬剤は保存料など。
  • 隣接している住宅の庭は雑草が生い茂っていたが、除草剤を散布した圃場は雑草が極めて少なく、効果がはっきり見て取れた。
  • 各作物において使用肥料、防除すべき害が異なることは分かっていたが、実際の作業を通じて各作業がもたらす有効性や意味を感じることができた。(AE K)
  • 農作業は、体力に加えて精神力が必要だと実感。夏の炎天下や冬の朝などは特に辛そうであった。すべてのマルチ敷設や雑草処理を手作業で行っていては途方もない労働になってしまうので、農機や農薬の必要性が実感できた。(AE S)
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